今日はノロウィルスの感染以来、主治医の診察を受けてきた!
血液検査をしてまだCRPが0.42と多少高めだけど、以前と変わらない数値で、便の方も軟便だけど、血便もなく、ノロウィルス感染前よりも非常に良い状態です。
そして、今後のUC治療方針だけど、以下のうちでどれが一番いいか相談してみた。
①プレドニン(ステロイド)、②顆粒球吸着療法(GCAP)、③タクロリムス(免疫調整剤)、④レミケード(生物学的製剤)
するとこの選択肢の中では②GCAPが一番とのこと。
というわけで、GCAPを再開することになりました。
11月22日から実施する事に。
そして、今の急速な体調回復については先生もびっくりしていたがこういうこともあるのが潰瘍性大腸炎の不思議なところと話していた。
原因不明の難病なので逆に突然何らかの原因で寛解してしまうこともまれにあるそうだ。
実際のところ、寛解原因が今回はいろいろ考えられるとのことで・・・
①ノロウィルスに感染して白血球が基準値上限を超え大幅に上昇(値:21280)。
その後、大量の点滴で体外にノロウィルスが排出されて1日(実質18時間)で急速に白血球が基準値内に減少(値:8600)。
この過程がもしかしたら免疫異常の白血球除去と関係しているのかもしれないと。
その結果、悪さをしていた大腸の免疫異常白血球が消滅して潰瘍が治癒したという仮説を先生と話した。(ある意味GCAPと同じような効果)
また②11月6日にタクロリムスを増量して血中濃度が上がっていたのでノロに感染する前に大腸の潰瘍が治癒したというのも考えられるとも言っていた。
ノロ発症直前11月8日夕方に採血した時の炎症反応(CRP)は0.16と基準値内に落ち着いていたのでこの時点で潰瘍が治癒していたということも理論的には考えられる。
今のところ寛解して落ち着いているので寛解原因はどちらでもいいのだけど、今後再燃した時のことを考えて、先生に聞いてみたが、断定は難しいとのことだった。
もしかしたら、10月5日に投与したレミケードの成分がまだかすかに残っていた?いやであれば、11月上旬の大量出血は辻褄が合わないので、これは違うかな。
とにかく顆粒球吸着療法(GCAP)が今の治療の中では副作用がもっとも少ない治療法なので、GCAPを中心に治療を組み立ててくれることになりました。
タクロリムスは中止。プレドニンも徐々に量を減らして離脱予定。
潰瘍性大腸炎の薬剤としてはアサコール(5ASA製剤)だけとして様子を見ることになりました。
しかし今まで全く寛解しなかったのにこれほど急に落ち着くとは本当にUCはわからない!
今日の便回数は5回。血便も今のところほとんどない状態だ。
まぁ、急に落ち着くと言うことは急に悪化すると言う意味の裏返しなので用心はしていきます。
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